浜松ギター鑑賞友の会

Hamamatsu Classical Guitar Fanclub

浜松ギター鑑賞友の会

会長:江崎 秀行

浜松市中央区半田山3-33-12

TEL・FAX:053-433-8917

■第124回鑑賞会 西垣 正信 ギターリサイタル

日時:2024年6月15日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:かじまちヤマハホール(ヤマハミュージックリテイリング 浜松店 8階)

 

◆当友の会へのメッセージ

南フランスの思慮ふかい古への画聖が生涯にわたり描き続けた「山」のように,J.S.バッハの「リュート組曲全四曲(通称)」は私にとってのヴィクトワール山でした。セザンヌ翁が山の背後の空を描けたように,音の彼方に聞こえる音を描きたいと願ってきました。その時間を皆様とともにできることをとても楽しみにしています。

 

◆プログラム

リュート組曲 第1番(BWV996),第2番(BWV997),

       第3番(BWV995),第4番(BWV1006a)(J.S.バッハ)

無伴奏ヴァイオリン パルティータ第2番(BWV1004)より

 シャコンヌ(J.S.バッハ)

(都合により当日演奏曲目を変更する場合がありますのでご了承ください)

 

 

 

 

 

◆西垣 正信(にしがき まさのぶ)/ギタリスト プロフィール

フランスの国立音楽院として初めて設立された国立ニース音楽院を同音楽院を審査員全員一致の特別表彰を得て首席で卒業。翌年にはオペラ座でのニース・フィルハーモニー管弦楽団との演奏でニース市音楽大賞を受賞。以降,フランス・スイスをはじめヨーロッパ各国,イギリス,アジア,東欧でのリサイタルやマスタークラスに招聘。国内においては現代音楽で新作初演を数多くつとめ,室内楽でも世界的に著名な音楽家との共演を多数行っている。2000年にヨーロッパでの「バッハ没後250年記念 リュート組曲全曲コンサート」招聘を機に,ソリストとしての活動に専念することを選択。以降,ギターでの演奏など予想されたことのない作品について,原典だけでなく作曲当時の数々の資料を徹底的に追及して高度な編曲を実現。これまでにイギリス国立古楽センター,サラ城音楽祭(スイス),南米チリとフランスでの「オマージュ・ア・ニシガキ」コンサートシリーズ,ニース音楽院100周年記念演奏,世界遺産登録サント・マドレーヌ大聖堂(フランス),ノワイヨン大聖堂(フランス)などヨーロッパを中心とする数々のリサイタルに招聘され,各地で新たなプログラムを発表。新たなアプローチで作品の本質に迫る迫真の演奏は各地で感嘆の称賛を受けている。録音ではバッハ「リュート組曲全曲」,「ドビュッシー&ラヴェル/フランス曲集 」,シューベルト「アルペジョーネ・ソナタ独奏」,ベルリオーズとベートーヴェンによる「ギターロマンティック」などをリース。2021年にはスカルラッティ「14のソナタ」,2022年にはファリャとガーシュウィンによる「PULSE /脈動」が発売。出版では現代ギター社からバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」,シューベルト「冬の旅」声楽・ギター版とギターソロ版,「アルペジオーネ・ソナタ」が上梓され,いずれもギター譜として国内外で著名な出版となっている。1988年よりスペイン政府主催マリアカナルス音楽コンクール審査員。才能ある若い音楽家たちの育成にも尽力し,国内外で活躍する音楽家を多数輩出している。2008年より独奏と今まで存在しなかったプログラムの編曲を生むこととその演奏に専念している。

 

西垣正信 公式ウェブサイト

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