浜松ギター鑑賞友の会

Hamamatsu Classical Guitar Fanclub

浜松ギター鑑賞友の会

会長:江崎 秀行

浜松市中央区半田山3-33-12

TEL・FAX:053-433-8917

■活動報告(2020年度)

◆第102回鑑賞会 レオナルド・ブラーボ ギターリサイタル

 日時:2020年10月31日(土) 開場18:00,開演18:30

 会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・5つのプレリュード(H.ヴィラ=ロボス)

  No.1 叙情のメロディ

  No.2 リオの下町の伊達男の歌

  No.3 バッハへの讃歌

  No.4 インディオへの讃歌

  No.5 社交界への讃歌

・3つの中南米風小品(L.ブローウェル)

  高原の踊り

  グアスタヴィーノに捧げる悲歌

  ピアソラの主題によるタンゴ

・2つの愛の歌

  セニョリーニャ(ギンガ)

  フリア・フロリダ(A.バリオス)

・3つのアルゼンチンフォルクローレ

  ラ・デル・カンポ(A.ユパンキ)

  アルフォンシーナと海(A.ラミレス)

  パンペラーダ(E.ファルー)

4つの作品(Q.シネシ)

  果てしない踊り

  あなたの中の魔法

  風のささやき

  澄み切った空

 

 アンコール

・キケ・シネシ風 ”ふるさと”(L.ブラーボ)

・貧しい女(A.ユパンキ)

・バルガスのサンバ(E.ファルー)

◆レオナルド・ブラーボ(Leonardo Bravo)/ギタリスト プロフィール

 2004年の日本デビューリサイタルを皮切りに国内での活動を開始。国内でソリスト,またギターや他楽器とのアンサンブルで演奏を行う他,アジアを中心に北米,南米の国々でクラシックギタリスト,南米音楽のスペシャリストとして活動をしている。 豊かな音楽性と美音はこれまでに沢山の聴衆を魅了してきた。2009年アメリカ合衆国マーシャル大学よりジョン・エドワード特別芸術賞を受賞。NHK「名曲探偵アマデウス」「名曲アルバム」,NHK-FM「ベスト オブ クラシック」,NHK-BS「クラシック倶楽部」他,メディアでの出演も重ねている。 国立ロサリオ大学芸術学部音楽学科修了。 演奏家,作曲家として国内外で数々の賞を受賞。

 

レオナルド・ブラーボ 公式ウェブサイト

◆第103回鑑賞会 尾尻 雅弘 ギターリサイタル

 日時:2020年11月28日(土) 開場18:00,開演18:30

 会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・協奏曲 ニ長調 (BWV 972)(J.S.バッハ/尾尻 編)より

 (原曲: 調和の霊感 第9番 ニ長調 Op.3-9 RV230 <A.ヴィヴァルディ>)

  Ⅰ:アレグロ

  Ⅱ:ラルゲット

  Ⅲ:アレグロ

 ・ソナタ ニ短調(BWV 964)(J.S.バッハ/尾尻 編)

 (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV 1003)

・レット・イット・ビー(レノン=マッカートニー/尾尻 編)

・64歳になっても(レノン=マッカートニー/尾尻 編)

・ノルウェーの森(レノン=マッカートニー/尾尻 編)

 ・映画「ニュー・シネマ・パラダイス」(E.モリコーネ/尾尻 編)より

  メインテーマ

  愛のテーマ

  初恋

 ・オペラ「ポギーとベス」(G.ガーシュイン/尾尻 編)

  ベス,お前は俺のもの

  サマータイム

  そんなことはどうでもいいさ

 ・映画「ミッション」(E.モリコーネ/尾尻 編)より

  ガブリエルのオーボエ

 ・デカリッシモ(A.ピアソラ/尾尻 編)

・ミケランジェロ 70(A.ピアソラ/尾尻 編)

 

アンコール

・アンダンテ・ラルゴ Op.5-5(F.ソル)

・オペラ「ポギーとベス」(G.ガーシュイン/尾尻 編)より

  アイ・ラブ・ユー,ポギー

・アニバーサリー・ソング(R.タウナー/尾尻 編)

◆尾尻 雅弘(おじり まさひろ)/ギタリスト プロフィール

 バークリー音楽院にてジャズ・ギターを学び,その後マンハッタン音楽学校にてクラシカル・ギターをマヌエル・バルエコ氏に師事。在学中,第5回GFA国際ギターコンクール,第29回パリ国際ギターコンクールにて第3位,及びアンドレス・セゴビア賞を受賞。1992年,日本フィルハーモニー交響楽団との『アランフェス協奏曲』で日本デビュー。2004年,メキシコで行われたGFA・ギター・フェスティヴァルには巨匠ジョン・ウィリアムスらと共に招待され演奏会,講習会を行う。2007年軽井沢・大賀ホールにて20年ぶりの共演となるジャズ・ピアニスト小曽根真とのデュオ・コンサートを行なう。2012年メキシコ・サラマンカでのギター・フェスティヴァルにて演奏会,マスタークラス,コンクール審査を行う。CDはポニー・キャニオン,オクタヴィア・レコードなどから多数リリース。近年,軽井沢アマデウス・バンド『「魔笛」「フィガロの結婚」ギター室内楽集』及び,フルーティスト・槇本吉雄氏との『・・・そして,海へ』,『マウンテン・ソングス』をリリースする。

 

尾尻 雅弘 公式ウェブサイト

■第104回鑑賞会 金 庸太 ギターリサイタル

 日時:2020年12月19日(土) 開場18:00,開演18:30

 会場:かじまちヤマハホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・ワルツ第3番(A.バリオス)

・ワルツ第4番(A.バリオス)

・フリア・フロリダ(A.バリオス)

・バルカローレ(E.プジョール)

・セギディーリャ(E.プジョール)

・24のカプリス Op.1 より 第5番(N.パガニーニ/E.フィスク 編)

・悪魔の奇想曲(M.C=テデスコ)

・最後のトレモロ(A.バリオス)

・ブルースと7つの変奏(D.ボグダノヴィチ)

・サンディの肖像(S.アサド)

・アリラン(韓国民謡/金庸太 編)

・2つのフレンチシャンソン(R.ディアンス 編)

  愛の讃歌(M.モノー)

  群衆(A.カブラル)

・内なる想い(V.アセンシオ)

 

アンコール

・エチュード Op.6-6(F.ソル)

・エチュード第1番(C.R.リベラ)

・はちすずめ(J.サグレラス)

・パリとゲッティンゲン(バルバラ)

◆金 庸太(キム ヨンテ)/ギタリスト プロフィール

 1967年東京生まれ。13歳よりギターを始め,大谷 環,尾尻雅弘,福田進一に師事。93年名古屋ギターコンクール,94年スペインギターコンクールにおいて第1位受賞。95年に渡仏,パリ・エコールノルマル音楽院にてアルベルト・ポンセに師事。97年,同音楽院ギター科を審査員全員一致の第1位で修了。翌98年,同音楽院の演奏家ディプロマを審査員全員一致の首席で取得。同年ベルギーに移り,王立アントワープ音楽院スペシャライズコースに在籍,ローランド・ブロックスの下で研鑽を積む。その間,ギターをアルバロ・ピエッリ,ジェラール・ヴェルバに,アナリーゼをナルシス・ボネに師事し,ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。2000年に帰国後は,ソロ,室内楽,オーケストラとの共演など,幅広く活動中。2006年10月に発表したソロ・アルバム「ヴァリエ2内なる想い」,2017年6月にKING RECORDS よりリリースされた2枚目のソロCD「ギタロマニーの凱旋」は共にレコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。現在,聖徳大学,現代ギター社GG学院,村治ギター早期才能教室で講師を務める。

 

金 庸太 公式ウェブサイト

■第105回鑑賞会 益田 正洋 ギターリサイタル

 日時:2021年2月27日(土) 開場18:00,開演18:30

 会場:かじまちヤマハホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

J.S.バッハ

・無伴奏チェロ組曲 第1番(BWV1007)

・無伴奏チェロ組曲 第2番(BWV1008)

・無伴奏チェロ組曲 第5番(BWV1011)

・無伴奏チェロ組曲 第3番(BWV1009)

アンコール

・無伴奏チェロ組曲 第6番(BWV1012)より サラバンド

・無伴奏チェロ組曲 第4番(BWV1010)より ジーグ

◆益田 正洋(ますだ まさひろ)/ギタリスト プロフィール

 長崎県・長崎市生まれ。幼少時に両親の手ほどきによりギターを始める。長崎大学経済学部を卒業後,2001年ジュリアード音楽院修士課程にてS.イズビン女史に師事。これまでに福田進一,藤井眞吾,O.ギリア,M.バルエコ,D.ラッセル (敬称略)などにも指導を受ける。89年,第20回クラシカルギターコンクール入賞。当時審査委員長を務めていた作曲家,伊福部昭氏(故人)より審査員特別賞を授与される。翌年第21回同コンクールにて史上最年少(12歳)で第一位を受賞。また92年,東京国際ギターコンクールにても入賞。加えて03年にはシカゴにて行われた国際コンクールにてファイナリストに選ばれるなど,国内外でも数々の賞歴を重ねている。1991年の地元長崎でのデビューリサイタルを皮切りに演奏活動を開始。ソロのみならず他楽器の演奏家,オーケストラとの共演も多く,さまざまなガラコンサートや音楽祭等での客演,公開レッスンなども行う。2001年にはロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのコンチェルト・ソリストとして,ニューヨーク・リンカーンセンターにて海外デビュー。J.デプリースト(元東京都響常任指揮者)指揮,ジュリアード・シンフォニーと共演。アランフェス協奏曲を好演する。2009年には優れた若手演奏家をフィーチャーする(財)東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)」に招聘され,ソロリサイタルを成功。ディズニー・オン・クラシックの日本ツアーにもゲスト演奏家として参加し,全国30か所の公演を行う。また2012年秋には世界的なギター製作家J.L.ロマニリョス氏に招聘されたことをきっかけに,スペイン演奏ツアーを行い,特にマドリッド王立音楽院でのリサイタルは絶賛される。

 近年では,美術史家の川瀬佑介氏とのコラボレーション「音楽と美術を楽しむコンサート “ギターと絵画の交わるところ」を全国各地で開催。クラシック演奏会の新しい価値,楽しみ方を提示する斬新なプロジェクトとして注目を集めるなど,その意欲的な活動は多岐にわたる。バロックから現代に及ぶ幅広いレパートリーによる演奏は常に好評を獲得。発表したCDは約31枚(2020年3月現在)におよび,そのほとんどが月刊誌「レコード芸術」特選盤として紹介され,読売新聞,東京新聞,婦人公論など各メディアからも支持を集めるなど各方面からの評価も高い。今後もさらなるソロや室内楽のレコーディングの予定を控えている。ギター協奏曲や室内楽を通しての他楽器との共演による評価も高く,クラシック音楽普及の為のアウトリーチ活動も行っている。ますます精力的に活動を続ける,日本を代表する実力派ギタリストである。

 

益田 正洋 公式ウェブサイト

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